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turbo717's Activity 

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Scotland London_skech_6

Fort WillamからGlen Coe スコットランドお城めぐり_その20_story(616) 2006.9.11
スコットランドの風物をじっくり観察しながら旅をつづけています。
日記の日付8/23から、毎日2日分の日記を急いで掲載中で、実際の日付に追いつこうと考えています。前1日分くらいの日記を続けてお読みいただければ、お話が続きます。スコットランド編-最終回まであと1回。

本日は、Fort William(フォート・ウィリアム)からGlen Coe

Glen Coe(グレン コー:コー峡谷)
グレン(Glen:氷食谷)が多くの山々を作り出した。Fort William(フォート・ウィリアム)からA82はLoch Linnhe(リニ湖)に沿って、を南下し、Loch Leven(レーベン湖)との接合部で、南北のBallachulish町を繋ぐ橋をまたぎ、左折する。
湖をみて暫くすると潅木の中を入り、いきなりグレン・コーの景観が広がる。
激しい水の噴出す箇所があり、道路の修復を行っていた。黒部峡谷のような険しさである。しかし、標高は100-300mと低い。
スコットランドでも最も風情がある場所として有名な峡谷。
北には、Beinn A'chrulaiste山(855m)、Meal A'bhealaich(698m)
南には、Bidean Nam Bian山(1148m)、Buachaille Etive Beag山(958m)、Buchaille Etive Mor山(1019m)
という山々を傾斜角45°以上のそそり立つ断崖の上に並べている。南側の3山はスリー・シスターズとも呼ばれている。
この峡谷はまた、1692年、ドナルド一派の殺戮に使われた場所としても有名で、「嘆きの谷」とも称されている。





Glen Coe
Glen Coe



トレイルとしては、Fort William(フォート・ウィリアム)からイギリス最高峰のBen Nevis山の南の麓を通り、山岳地帯を南下してLoch Leven(レーベン湖)の東の端を抜け、グレン・コーに達するルート、(West Highland Way)が用意されており
Fort William-グラスゴー近辺のLoch Romond国立公園からの完全制覇150kmの途中ルートにあたる。

秋の紅葉を見ながらぜひ歩いてみたいルートである。


絵は、グレン・コー峡谷の高台(標高348m)のポントから西側の谷筋を眺めたものである。
決して高くはないが、潅木がほとんど生えていない牧草地で被われた感じの山肌。吹き抜ける風、目の前に咲く花、トレイルを歩く人たち、また遠くに車の列、

水が滝となって、頂上から流れ下る。樹木がないためダイレトに谷筋に流れ下る。
この様から、『嘆きの谷』と呼ばれるのであろう。


東はとみると、地平線まで、下っていく高原。たくさんの湿潤な池や川があり、尾瀬ヶ原を斜めに地平線まで広げたような光景。
Rannoch Moorという高原。地平線のヘリに、鉄道の駅があるはずである。道はない。荒涼とした高原。






Fort Wilam City-- Hotel
Fort Williamのたるホテル



早朝のFort William(フォート・ウィリアム)。泊まったホテル。




上の絵はBlack Mountの丘からBuachaille Etive Beag(858m)を見上げる。Glen Coe(西 285° am10:26)の眺め


下の絵は朝方のFort William(フォート・ウィリアム)のとあるホテル
(南西220° am6:30)


各階が相当高く、立派なホテル。ここにもアメリカ人の団体が入り、朝食は30分ほど待たされた。
高台にあり、眼下にリニー湖を一望できる。町への近道としては階段が備わっている。
緑深い、山を降りていくという感じ。5分で湖畔につける。



明日(2006/9/12)日付けの日記 は、Loch Lomon and Trossachs Natinal Parkからエジンバラへ(スコットランド最終日)


青字がScotland、赤字がEnglandです。
太字の部分が、本日の掲載部分です。
NTSはNational Trust for Scotland property(スコットランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)
NTはNational Trust(イングランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)
Lochはスコットランド語で「湖」

Fort William(フォート ウィリアム)→Glen Cor(グレン コー NTS)峡谷→Black Mount→Loch Lomond→Arden→Glasgow(グラスゴー)→Edingburgh(エジンバラ)



全コースは、2006/8/23の日記を参照ください。





最終回 Loch Lomond and Trossachs Natinal Park スコットランドお城めぐり_その21_story(617) 
2006.9.12
スコットランドの風物をじっくり観察しながら旅をつづけています。
日記の日付8/23から、毎日2日分の日記を急いで掲載中で、実際の日付に追いつこうと考えています。前1日分くらいの日記を続けてお読みいただければ、お話が続きます。今回がスコットランド編 最終回

本日は、Loch Lomon and Trossachs Natinal Parkからエジンバラめでの256kmの帰路。


Glen Coeからは、Black Mountの丘を、Tyne drumまで下り、さらにCrianlarichまで下る。西ハイランド鉄道が、Fort Willam行きの北上する線と、Obanという港町へ西に行く線が分かられる場所でもあり、またWest Highland wayの宿場町としても栄えている町に降り立つ。

沢山のハイカーが思い思いの荷物をしょい、さらがらスイスアルプスの登山口のような賑わいである。


ここをさらに南に下ると、Loch Lomond and Trossachs Natinal Park(ロッホ・ローモンド & Trossachs(発音:トロサッチ?) 国立公園:西部に位置するLoch Lomondから東部のForth河川までの広い地域 )
2002年にスコットランドで初めて設定された国立公園(略して、ロッホ・ローモンド国立公園)



ローモンド湖の南端に近くにあるDuck Bayで休憩した。
ローモンド近郊には、美しい田園がある。とくに南西方向へ行くと、クライド湾入り江の北には、へレンズバーグ(Helensburgh)です。
へレンズバーグはテレビを発明したジョン・ロジー・ベアード氏生誕の地です。
3億5千年前のハイランド境界断層(Highland Boundary Fault)の境界線上にあるへレンズバーグは、厳密にはハイランドではなくローランドに区分されます。





Loch Lomond_Duck Bay
"Loch Lomond_Duck Bay

グラスゴーからは25kmと近く、都心の近傍の国立公園として市民に利用されているようである。
湖面では飛行艇や遊覧船などが行きかい、さながら箱根といった風情。


A82街道は、Fort Willamからグラスゴーに至る道で、この途中に、Glen Coe(コー峡谷)があったわけで、観光ルートとしては大変アクセスしやすいルートであった。





Fort Willamからグラスゴー、エジンバラまでのルート
Fort Willam→A82→GlenCoe→A82→Loch Lomand→A82→Grasgow→M8→M9→A8 Edinburgh Air Port
256km

エジンバラから1周した距離は630マイル、1000kmの旅であった。
スケッチブックは表裏を使い、1冊使い果たしてしまった。



Scotland Map --turbo717
Scotland_map・・


黄色は宿泊
水色は経過




絵はLoch LomondのDuck Bayからの眺め(北西52° am11:20)




明日(2006/9/13)日付けの日記 は、London近郊の予定。

青字がScotland、赤字がEnglandです。
太字の部分が、本日の掲載部分です。
NTSはNational Trust for Scotland property(スコットランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)
NTはNational Trust(イングランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)
Lochはスコットランド語で「湖」

→Fort William(フォート ウィリアム)→Glen Cor(グレン コー NTS)峡谷→Black Mount→Loch Lomond→Arden→Glasgow(グラスゴー)→Edingburgh(エジンバラ)



全コースは、2006/8/23の日記を参照ください。





Reading(レディング)_Blewbury_story(618) 2006.9.13


本日は、London近郊のBlewbury(ブルーベリー)(Oxfordshire:オックスフォード州)を紹介します。


まずは、昨日からの続き。
 エジンバラ空港でのトラブル。
  手荷物は、8月中旬のテロ未遂事件の後、異常とも言える厳重チェック。
   靴と上着を脱ぎ、はだしでゲートをくぐるも、
    前に並んだ青年は、妻への大事なお土産のビン詰めの食材が没収された。
 我が方は万全とたかを食ったのが誤りであった。
  水彩用の溶き水としてあった、小さいペットボトルがひかかってしまった。
   そのあおりで。水彩絵の具がついたパレットまで没収されてしまった。

 単品の水がいけなかった。デジカメもチェックされるはめに。
  パレットにわずかに残っていた絵の具がだめということだ。
   出発までの時間があれば、預かり荷物として再度搭乗手続きをするところだが時間がない。
    そのため、絵の道具一式を没収されてしまった。筆2本は取り戻したが。トホホ。


さて、Londonはヒースローから、知人のすむ近郊のReading(レディング)まで(ヒースロー空港から40km)は、シャトルバスが出るという。ターミナル1,2,3,4を結ぶ地下通路などアクセスがなかなか複雑で、300mも歩かねばならない。20日間有効な往復キップを買っておけとのメールがあったため、バスのオフィスまで行くも、近郊へ行くバスは多方面すぎて、バス発車場がいまひとつ分かりにくい。
Oxfordなど有名どころはすぐ見つかっても、Reading(レディング)行きは見つからない。スタッフの何人かに聞いてやっと場所が判明。
20分置きにでている便利なバス。次発は午後10:20という。まっているうちに結構人が集まりだした。

Reading(レディング)駅前に到着。知人夫婦がまっていてくれた。何年ぶりかの再会である。
夫婦とも、放送関係の人で、50代前半に退職し、いまは優雅に世界を旅している。娘夫婦が大阪で暮らす。


近郊の旅の計画を練った。イングランド中央部で、Oxfordより更に北西に位置しA40街道が通るCotswolds(コッツウォルズ)というカントリーサイドもいいが、日本人観光客が多すぎるという。
あまり日本人が行かない場所を案内したい・・ということで、イングランド南西部にあたる地方として:世界遺産のStonehenge(ストーンヘンジ)を中心とした観光を行うことになった。
Blewbury→Whitehorse→Stonehenge(ストーンヘンジ)→Salisbury(ソールズベリー)という小旅行を計画した。

インターネットから詳細な情報をプリントしたものを次から次に示してくれる。
勉強しておけと。さすがジャーナリストだ。


Blewbury_Tudor Cottage
Blewbury_Tudor Cottage




前置きが長くなったが、本日はBlewbury(ブルーベリー)を紹介したい。
Reading(レディング)から北西に20km、Londonからは西へ80km、Oxfordからは南22kmという位置にある。

村の歴史はローマ時代634年に遡る。現在は人口1640人。Methodist Chapel (メソジスト礼拝堂)を中心として広がっている。池あり、遊歩道あり、トレッキングコース(Aldworthまで5マイル、Aveburyまで40マイル)ありといった、静かな村のたたずまいとなっている。
ロンドン街道(A417)が村の中央を通っている。 芸術活動も盛んで、毎年のようにオペラなどが興じられ、特にパロディー調の "Blewbury Oscars" (ブルーベリー オスカー)などが舞台に上がる。芸術家のJohn Revel, イラストレーターのTrissy Webster 、作家の Kenneth Grahame や Marguerite Steenが住む。


茅葺の家も多く、ほとんどは1800年代からのものという。
萱に、鉄の網がかぶせてあるところが日本と違う。


Blewbury_old house
Blewbury_old house


猫も歩く。




上の絵はBlewbury(ブルーベリー)の歴史的建造物(Tuda Cottage)(南160° am10:00)
A417沿いの家。粗末なタイル葺きの家であるが、細かく仕切られた窓ガラスが青く、黒く輝き、白い壁に似合っていた。


下の絵はBlewbury(ブルーベリー)の歴史的建造物(南西225° am10:15)
村内は狭い道もあり、茅葺の家が多い。猫が街道を行く。


明日(2006/9/14)日付けの日記 は、Uffington(Whitehorse Hill 白馬の丘:NT)の予定。


青字がScotland、赤字がEnglandです。
太字の部分が、本日の掲載部分です。
NTはNational Trust(イングランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)


Edingburgh(エジンバラ)→<font color="ff0000"><

→airplane→London→Reading(レディング)

→Reading(レディング)→Blewbury(ブルーベリー:厚い藁葺き屋根の村)
→Uffington(Whitehorse Hill 白馬の丘:NT)→Kennet-Avon Canal(Caen Lock(関のある運河))→Stonehenge(ストーンヘンジ;世界遺産:NT)→Salisbury(ソールズベリ)(Mampesson House:NT、マグナカルタ(英国憲章)で有名案なSalisbury Cathedral))Reading(レディング)


全コースは、2006/8/23の日記を参照ください。



今日のプリント情報:
BlewburyサイトはBlewburyサイト
mapは、map


Uffigton(アフィントン)_White Horse_story(619) 2006.9.14


本日は、London近郊のMistreous・・・White Horseを紹介します。



London近郊、イングランド南西部を散策しています。Reading(レディング)から西へ約30km(London中心部からは90km)、麦畑や、牧草地がひろがる田園地帯に起伏に富んだ丘がある。

B4507沿いに丘に目指すWhite Horse(白馬のミステリーゾーン:白馬の形に地面が削り取られた跡)があった。
現在はNational Trust(イングランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の総称:終身会員の場合は700ポンド(18万円)ほどの会員費))が管理しているエリアである。


チョーク質(石灰)地肌に、横幅117mもの馬の絵を描いた史跡はこのあたりに、2,30箇所もある。
領主が民意を束ねるために7年ごとに、弓矢を白馬に向けて打ったということである。11世紀にはもうこの絵があったということである。


最も有名なのがUffigton(アフィントン)のホワイトホース
Uffigtonのほかに、この近隣の丘・・・A4361沿いや、Beckhampton村の近くにも多い。



詳細は最下部にあるサイトを参照ください。

広大は草地の牧場で、羊などがのどかに草を食む。






Uffigton White Horse_1
Uffigton White Horse_1


丘の上に少し顔を出す、白馬。



Uffigton White Horse_2
Uffigton White Horse_2

空から見た像。117m。




thistle_no-azami
野あざみ



上の絵はUffigton(アフィントン)ホワイトホース (White Horse)(東南120° am10:40)

White Horseの一部が丘の上に顔を出す。

中の絵はUffigton(アフィントン)ホワイトホース (White Horse)
White Horseの全景。NTのインターネットサイトから描画。

2,30もあるこのような白馬のうちで、このアフィントンが、芸術的の優れているとのことである。

このあたり一周は、パラグライダーなどで、この絵を鑑賞するグループもあり、空に浮かんでいた。


下の絵はUffigton(アフィントン)ホワイトホース (White Horse)
丘には、スコットランドの国花野アザミ。イングランドにすでに咲き終わって、鋭いイバラと白い実。
高さ30cmくらい。

明日(2006/9/15)日付けの日記 は、Kennet-Avon Canal(Caen Lock(関のある運河)の予定。


青字がScotland、赤字がEnglandです。
太字の部分が、本日の掲載部分です。
NTはNational Trust(イングランド遺産を保護するナショナルトラスト運動の拠点)




→Reading(レディング)→Blewbury(ブルーベリー:厚い藁葺き屋根の村)→Uffington(Whitehorse Hill 白馬の丘:NT)→Kennet-Avon Canal(Caen Lock(関のある運河))→Stonehenge(ストーンヘンジ;世界遺産:NT)→Salisbury(ソールズベリ)(Mampesson House:NT、マグナカルタ(英国憲章)で有名案なSalisbury Cathedral))Reading(レディング)


全コースは、2006/8/23の日記を参照ください。



今日のプリント情報:
サイトはUffigton_White Horse_サイト



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